
ブログ
ブログ

住宅街の解体工事、ダンプはどうやって出入りしている?
住宅街で解体工事を見かけたとき、
「こんな狭い道に、どうやってダンプが入るんだろう?」
「家の前までトラックが入れない場合はどうするの?」
と思ったことはありませんか?
解体工事では、建物を壊すだけでなく、毎日たくさんの廃材を現場の外へ運び出す必要があります。
そのため、実は現地調査の段階から**「どの大きさのダンプを使えるか」「どこから進入して、どこで積み込むか」**まで確認しています。
今回は、住宅街の解体現場でダンプがどのように出入りしているのかをご紹介します。
解体工事ではダンプが何度も出入りします
一軒の住宅を解体すると、
木材
コンクリート
瓦
石膏ボード
金属
その他の廃材
など、かなりの量の廃材が発生します。
これらを分別しながらダンプへ積み込み、それぞれ適切な処理施設へ運搬します。
つまりダンプは、一度来て終わりではありません。
積込み → 搬出 → 処理施設 → 再び現場へ
という動きを繰り返します。
そのため、ダンプがスムーズに出入りできるかどうかは、解体工事の進み方にも大きく関係します。
現地調査では建物だけを見ているわけではありません
解体工事の現地調査というと、建物の大きさや構造を見るイメージが強いと思います。
しかし弊社では、周辺道路についても確認します。
例えば、
前面道路の幅
現場入口の広さ
曲がり角の大きさ
電柱や標識の位置
電線など上空の障害物
交通量
歩行者や自転車の通行量
通学路になっていないか
ダンプを停車できる場所があるか
などです。
Googleマップなどだけでは分からないこともあるため、実際の現場条件を確認することが大切です。
現場によってダンプの大きさを使い分けます
ダンプは、大きければ大きいほど良いわけではありません。
大きな車両なら一度にたくさん運べますが、住宅街では道路幅や曲がり角によって進入できない場合があります。
そこで現場に合わせて、2t・3t・4tクラスなどの車両を使い分けます。
広い道路に面した現場なら大きな車両を使用しやすくなります。
一方、道幅が狭い住宅街では、小回りの利く車両を使って搬出することがあります。
株式会社バロックワークスでは、4tトラック・3tトラック・2tトラックを保有しているため、現場条件に合わせて車両を選定できます。
狭い道では「入れるか」だけではありません
道路幅だけを見て、
「ダンプ1台分の幅があるから大丈夫」
とは限りません。
意外と重要なのが曲がり角です。
車は曲がるとき、前輪と後輪がまったく同じ場所を通るわけではありません。
特に車体が長くなるほど、曲がるために必要なスペースが大きくなります。
そのため、
道路自体は広いのに角を曲がれない
ということもあります。
さらに住宅街では、電柱・カーブミラー・駐車車両などもあります。
解体工事では、現場の前までの進入経路全体を見ることが重要なのです。
バックで入ることもあります
現場によっては、ダンプを前から入れると出るときに方向転換できない場合があります。
そのような場所では、周囲の安全を確認しながらあらかじめバックで現場へ進入することもあります。
そうすれば積込みが終わった後、前進で道路へ出られます。
ただし住宅街でのバック走行は、歩行者や自転車などが死角へ入る危険があります。
必要に応じて誘導しながら、周囲を確認して慎重に車両を動かします。
ダンプが入れない現場はどうする?
中には、
道路が非常に狭い
現場までの通路が細い
道路から建物まで距離がある
重機もダンプも敷地内へ入れない
という現場もあります。
だからといって、必ずしも解体できないわけではありません。
現場条件によっては、建物を手作業で解体したり、廃材を人力で道路側まで運んだり、小さな車両を使用したりする方法を検討します。
通常なら重機で数メートル移動させれば済む廃材を、人の手で何度も運ばなければならないこともあります。
そのため、道路や搬出条件は解体費用にも関係します。
道路が狭いと解体費用が高くなることがある理由
例えば同じ30坪の木造住宅でも、
4t車で搬出できる現場と、2t車しか入れない現場では条件が違います。
小さな車両になるほど、一度に運べる量が少なくなります。
すると同じ量の廃材を運ぶにも、搬出回数が増えます。
さらに手運びが必要になれば、人員と作業時間も増えます。
そのため解体費用は、
「建物が何坪あるか」だけでは決まりません。
道路幅や車両の進入条件も、見積もりを左右する重要なポイントなのです。
道路にダンプを停めて作業する場合は?
敷地内にダンプを入れるスペースがなく、道路上で積込み作業を行う必要がある現場もあります。
この場合、道路の使用方法によっては道路使用許可や道路占用許可などが必要になることがあります。
株式会社バロックワークスでは、現場の道路状況や施工方法を確認し、必要となる場合の申請手続きは弊社で行います。
お客様に警察署や道路管理者へ申請に行っていただく必要はありません。
必要に応じて交通誘導員の配置なども検討し、安全に作業できる施工計画を立てます。
ご近所への配慮も大切です
住宅街では、工事車両だけが道路を使っているわけではありません。
近隣の方の車や自転車、宅配便、歩行者なども通ります。
そのためダンプの出入りでは、自分たちの作業効率だけを優先するわけにはいきません。
特に車両を道路へ出すときは、歩行者や自転車が来ていないか確認することが重要です。
また、長時間道路をふさいで近隣の方が通れないような状態にならないよう、現場に合わせて車両の動きを考えます。
ダンプの出入りも「解体計画」の一部です
解体工事というと、どうしても重機で建物を壊す作業が目立ちます。
しかし実際には、
どの車両を使うか
どこから進入するか
どこに停車するか
どうやって廃材を積むか
どの方向へ退出するか
歩行者や近隣車両をどう安全に通すか
といったところまで考えて工事を進めています。
株式会社バロックワークスでは、現地調査の段階から建物だけではなく、道路幅や進入経路、車両の配置、廃材の搬出方法まで確認して施工方法を検討します。
広い道路の現場もあれば、2t車でなければ入れない狭い住宅街もあります。
その現場に合った重機と車両を選び、安全かつ効率よく工事を進める。
普段何気なく見かけるダンプの出入りにも、実は解体工事をスムーズに進めるための大切な計画があります。
関連記事





