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解体後の「整地」って何をするの?更地になるまでの最後の仕上げ
建物の解体が終わり、基礎も撤去されると、現場には建物が何もない状態になります。
ここまでくると、
「もう解体工事は終わり?」
と思われるかもしれません。
しかし、最後にもう一つ大切な工程があります。
それが**「整地」**です。
整地は、単純に土を平らにならすだけではありません。
基礎を撤去した部分を埋め戻し、細かな廃材を取り除き、土地の高さを調整しながら重機で仕上げていきます。
また、現場によっては**余った土を搬出する「残土処分」や、反対に土を入れて高さを調整する「盛土」**が必要になることもあります。
今回は、解体工事の最後に行う整地では実際に何をしているのかをご紹介します。
そもそも「整地」とは?
整地とは、建物や基礎などを撤去した後の土地を、重機などを使って平らできれいな状態に整えることです。
解体直後の土地は、想像以上に凸凹しています。
基礎は地中まで入っているため、撤去すると大きな穴ができます。
さらに重機やダンプが何度も出入りするため、地面に深いわだちができることもあります。
そのため、建物と基礎を撤去しただけでは、まだお引き渡しできる状態ではありません。
ここから土地全体を確認しながら、最後の仕上げを行っていきます。
① 基礎を撤去した部分を埋め戻す
建物の基礎は、地面の中まで入っています。
そのため基礎を撤去すると、基礎があった部分には穴ができます。
まずは周囲の土などを使いながら、必要な部分を埋め戻していきます。
ただ穴に土を入れればいいわけではありません。
土地全体の高さや道路・隣地との高低差なども確認しながら、極端な凹凸ができないように調整していきます。
解体工事は、
建物を解体する
↓
基礎を撤去する
↓
埋め戻す
↓
整地する
というところまで進んで、ようやくきれいな更地へ近づいていきます。
② 地面に残った細かな廃材を取り除く
建物を解体すると、木片やコンクリート片、瓦など、どうしても細かな破片が発生します。
大きな廃材をダンプで搬出した後でも、地表には細かな破片が残っていることがあります。
そこで整地を行う前後には、土地全体を確認しながら目立つ廃材や不要物を取り除いていきます。
建物がなくなった後だからこそ、こうした最後の清掃や確認が仕上がりを左右します。
③ 重機で土地全体をならす
埋め戻しや清掃が終わったら、ユンボなどの重機を使って土地全体をならしていきます。
ユンボのバケットというと「土を掘るもの」というイメージが強いかもしれません。
実は、整地にも使います。
バケットを使って、
高いところの土を低いところへ移す
大きな凹凸をなくす
表面をきれいにならす
といった作業を行います。
オペレーターが土地全体を見ながら少しずつ土を動かし、仕上げていきます。
重機オペレーターの技術がよく表れる作業の一つでもあります。
④ 「真っ平ら」にすればいいわけではありません
整地と聞くと、
「水平になるまで真っ平らにする」
と思われるかもしれません。
しかし、土地によっては単純に水平にすればいいわけではありません。
道路との高低差や隣地の高さ、雨水の流れなども考えながら仕上げる必要があります。
低い部分をつくってしまうと、雨が降った際に水が溜まりやすくなることもあります。
そのため、その土地の状態を確認しながら高さを調整することが大切です。
⑤ 必要に応じて転圧する
土をきれいにならしても、場所によっては地面が柔らかい部分が残ることがあります。
そこで必要に応じて、重機などを使用して地面を締め固めます。
これが**「転圧」**です。
似た言葉ですが、
整地=土地の形や表面を整える作業
転圧=土を締め固める作業
という違いがあります。
土地の状態やその後の使用目的などを考えながら施工します。
土が多すぎる場合はどうする?
解体工事を終えて土地全体の高さを調整すると、現場によっては土が余ることがあります。
例えば、
「道路より土地が高いので少し下げたい」
「解体後に土地全体の高さを調整したい」
といった場合には、余分な土を現場から搬出する必要があります。
株式会社バロックワークスでは、こうした残土の搬出・処分にも対応しています。
重機で残土をダンプへ積み込み、適切な搬出先へ運びます。
残土処分の費用は現場によって変わります
残土処分は、
「土が○㎥だから一律○円」
と簡単に決められるものではありません。
費用に大きく関係するのが、
残土の量
土の状態・土質
積込み方法
施工場所
重機が使用できるか
ダンプが現場まで入れるか
道路の幅
搬出条件
などです。
例えば同じ量の残土でも、4tクラスの車両で搬出できる現場と、道路が狭く小さな車両で何度も往復しなければならない現場では、必要な手間や車両台数が変わります。
そのため、残土処分の費用は土の量だけではなく、施工場所や現場条件によってさまざまです。
現地を確認したうえで、必要な作業内容を判断してお見積もりします。
反対に土が足りない場合は「盛土」
残土とは反対に、土を入れて土地の高さを上げる**「盛土」**が必要になる場合もあります。
例えば、
「道路より土地が低い」
「解体後にもう少し地盤面を高くしたい」
「敷地内の高低差を調整したい」
といったケースです。
必要な土を現場へ搬入し、重機で敷きならしながら高さを調整していきます。
必要に応じて締め固めも行います。
株式会社バロックワークスでは、解体後の盛土についてもご相談いただけます。
盛土も量や施工条件によって費用が変わります
盛土についても、現場によって費用は大きく変わります。
特に、
必要な土の量
どのくらい高さを上げるのか
施工する面積
使用する材料
重機の作業スペース
ダンプの進入条件
施工場所
などによって必要な工事内容が変わります。
例えば、広い土地を数十センチ上げる場合と、一部分だけ高さを調整する場合では、必要な土の量もまったく違います。
そのため、残土処分と同じように、現場の状況とご希望の仕上がりを確認したうえでお見積もりします。
「整地」と「造成」は同じではありません
ここも意外と間違われやすいところです。
一般的な解体工事で行う整地は、建物や基礎を撤去した後の土地をきれいにならして仕上げる作業です。
一方、造成工事になると、大規模な盛土や切土を行ったり、擁壁を施工したりするなど、土地そのものを新しい用途に合わせてつくり変える工事になります。
そのため、
「解体後の整地=新築できる状態まで地盤をつくること」
ではありません。
新築・駐車場・土地売却など、その後の用途によって必要な工事は変わります。
解体後の土地をどう使うかも大切です
解体後の仕上げを考えるときに大切なのが、その土地を次にどう使うのかです。
例えば、
土地を売却する
新しい住宅を建てる
しばらく更地として保有する
駐車場として利用する
など、目的によって求められる状態は変わります。
一般的な解体工事では土の状態で整地してお引き渡しすることが多いですが、その後の用途によっては砕石を敷いたり、残土を搬出したり、盛土をしたりと、追加の工事が必要になる場合があります。
そのため、解体工事をご相談いただく際には、
「建物を壊した後、この土地をどうしたいのか」
まで教えていただけると、その後の利用も考えながらご提案できます。
整地は解体工事の「最後の仕上げ」
建物を壊している途中は、重機やダンプが動き、廃材や土もあるため、どうしても工事現場らしい状態になります。
しかし、建物と基礎を撤去し、廃材を搬出して、最後に土地をきれいにならすと現場の印象は大きく変わります。
昨日まで家が建っていた場所が、一つのきれいな土地へ変わる瞬間です。
株式会社バロックワークスでは、建物本体の解体や基礎撤去だけでなく、最後の整地まで丁寧に施工してお引き渡しします。
また、ご希望に応じて残土の搬出・処分や盛土による高さ調整についても対応可能です。
残土や盛土については、量や施工場所、車両・重機の進入条件などによって費用が変わるため、現場を確認したうえでご提案いたします。
解体工事は、建物がなくなれば終わりではありません。
その土地を次に使う方のことまで考えて、最後まできれいに仕上げる。
整地は、そのための大切な最終工程です。
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