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解体工事で追加費用が発生するのはどんな時?契約前に知っておきたいポイント
解体工事を依頼するとき、
「見積金額から追加料金が増えたりしない?」
と心配される方は多いと思います。
もちろん、できる限り現地調査を行い、事前に確認できるものは見積もりへ反映します。
しかし解体工事には、建物を壊してみなければ分からない部分や、地面を掘って初めて分かるものがあります。
今回は、どのような場合に解体工事の追加費用が発生する可能性があるのか、代表的なケースをご紹介します。
1.地中からコンクリートなどが出てきた
追加費用の代表的なケースが地中埋設物です。
建物を解体して基礎を撤去したあと、地面の中から、
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昔の建物の基礎
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コンクリートガラ
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コンクリートの塊
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古い配管
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浄化槽
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井戸
などが見つかることがあります。
地面の中に埋まっているため、通常の現地調査では確認できないものもあります。
特に、過去に別の建物が建っていた土地では、以前の解体工事で残されたものが出てくるケースもあります。
このようなものを撤去・運搬・処分する場合には、追加費用が必要になることがあります。
2.想定していたより基礎が大きかった・厚かった
家の基礎も、実際に解体してみるまで全体を確認できない部分があります。
例えば想定以上にコンクリートが厚かったり、通常より深い位置まで基礎が施工されていたりするケースです。
コンクリートの量が増えれば、
解体する作業量
+積み込み
+運搬
+処分量
も増えます。
特に増築や改修を繰り返している建物では、図面だけでは分からない構造になっていることもあります。
3.アスベストが追加で見つかった
解体工事前には、アスベストの事前調査を行います。
しかし、壁や天井などで隠れている部分に別の建材が使用されているなど、事前調査の段階では確認できない箇所が工事中に現れる場合があります。
その建材についてアスベスト含有の確認が必要になったり、含有が確認されたりすると、追加の調査・分析や適切な撤去・処分が必要になる場合があります。
そのため、追加費用だけでなく工程にも影響する可能性があります。
大切なのは、分からない建材をそのまま壊してしまわないことです。
4.見積もり時には確認できなかった建物が隠れていた
解体工事では、
「壁をめくったら、もう一枚壁が出てきた」
「増築部分が想定していた構造と違った」
といったことがあります。
特に古い住宅では、長い年月の間に何度も増築やリフォームが行われていることがあります。
外から見ただけでは分からない部分もあるため、実際に解体して初めて構造が判明するケースがあります。
想定以上の建材や構造物が出てきた場合には、追加作業が必要になる可能性があります。
5.残置物が予定より多かった
建物内部に家具や家電、衣類、布団、食器などが残っている場合、残置物の撤去・処分費が必要になることがあります。
例えば見積もり時には、
「工事までに家の中を空にしておきます」
という予定だったものの、着工時に大量の荷物が残っている場合です。
解体工事の廃材と家庭から出た残置物では、取り扱いも異なります。
そのため、残置物については誰が、いつまでに、どこまで処分するのかを事前に確認しておくことが大切です。
6.撤去範囲が途中で変更になった
工事が始まってから、
「このブロック塀も撤去してほしい」
「やっぱりこの庭木も抜いてほしい」
「この土間も全部撤去してほしい」
など、追加のご依頼をいただくことがあります。
これは予期せぬ追加費用というより、工事内容そのものが追加されたケースです。
建物以外にも、ブロック塀、フェンス、門柱、カーポート、物置、庭石、庭木、コンクリート土間など、敷地内にはさまざまなものがあります。
見積書を確認するときは、**「どこまで撤去する金額なのか」**を確認しておくと安心です。
7.隣家との境界部分で予定外の工事が必要になった
住宅密集地では、隣家との境界部分に注意が必要です。
例えば、
「ブロック塀がどちらの所有物なのか分からない」
「建物を解体したら隣家の外壁が露出した」
「想定していなかった補修が必要になった」
といったケースがあります。
境界部分はトラブルになりやすい場所でもあるため、自己判断で撤去するのではなく、事前に所有関係や撤去範囲を確認しておくことが重要です。
8.工事車両や重機の条件が変わった
現地調査時には使用できると思っていた道路や作業スペースが、工事時には使用できなくなるケースもあります。
例えば、
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工事車両を停める予定だった場所が使えなくなった
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隣地を借りられなくなった
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大型車両が進入できなくなった
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重機の搬入方法を変更する必要が出た
などです。
大型重機から小型重機へ変更したり、廃材を小さな車両で何度も搬出したりすると、作業日数や人員が増える可能性があります。
解体工事では、「どんな建物か」だけでなく「どうやって壊して運び出すか」も費用に大きく関係します。
追加費用で一番大切なのは「勝手に工事を進めないこと」
追加工事が必要になる可能性は、どれだけ丁寧に現地調査をしても完全にゼロにはできません。
だからこそ重要なのが、何か見つかったときの対応です。
例えば地中から想定外のコンクリートが出てきた場合。
業者側の判断だけで、
「撤去しておきました。追加で○万円です」
と言われたら、お客様としても納得しにくいと思います。
追加工事が必要になった場合には、まず状況をご説明し、必要に応じて写真などで確認していただき、
「何が出てきたのか」
「なぜ追加工事が必要なのか」
「いくら追加になるのか」
を確認したうえで進めることが大切です。
見積書では「含まれていないもの」も確認しましょう
解体工事の見積書を見るとき、多くの方は総額を一番に確認されると思います。
もちろん金額は重要です。
しかし、それと同じくらい確認してほしいのが見積条件や別途工事の内容です。
「地中埋設物は別途」
「残置物は含まない」
「アスベスト除去費用は別途」
などの記載があれば、
「どんな場合に追加になるのですか?」
と契約前に聞いておくと安心です。
単純に一番安い見積もりを選ぶのではなく、どこまで含まれた金額なのかを比較することが重要です。
「追加費用がある=悪い業者」とは限りません
解体工事では、どうしても事前に確認できないものがあります。
そのため、追加費用が発生したことだけで業者の良し悪しを判断するのは難しいところです。
重要なのは、
事前に追加費用の可能性を説明しているか。
追加工事の理由を説明してくれるか。
写真などで状況を確認できるか。
金額を確認してから工事を進めてくれるか。
という部分です。
逆に、理由が分からないまま追加請求が増えていく場合には注意が必要です。
安心できる解体工事は「事前説明」が大切です
解体工事は、実際に壊してみなければ分からないことがある工事です。
だからこそ私たちは、見積もりの段階から、
「ここまでは見積もりに含まれています」
「このようなものが出た場合は別途になる可能性があります」
という部分をできるだけ分かりやすくお伝えすることが大切だと考えています。
もし工事中に想定外のものが見つかった場合も、まず状況をご説明する。
お客様に内容を理解していただいたうえで、必要な工事を進める。
「知らないうちに金額が増えていた」ということがないようにすることも、安心して解体工事を任せていただくための大切な仕事のひとつです。
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